中日のドラフト1位ルーキー、根尾昂内野手(19)はデビュー2度目の打席も空振り三振だった。第2打席は回って来なかった。

0-3の7回2死一、二塁で投手山本の代打で登場。左腕岩崎の切れ味鋭いスライダーに食らいついてファウルで粘ったが、7球目の低めのスライダーを空振りした。「チャンスだったのでどうにかして打ちたかった。打てるように練習したい」と悔やんだ。

そのまま遊撃の守備についた。8回の最初の守備機会では定位置付近のゴロをさばき、ワンバウンド送球になったがアウトにした。その回に代打に出た阪神鳥谷が、8回からは自分に続いて遊撃に入った。「テレビで見てきた方と同じグラウンドに立っていると実感しました」と貴重な時間をかみしめた。