阪神からドラフト1位指名された創志学園・西純矢投手(18)が23日、岡山・赤磐市内の同校赤坂グラウンドで練習を行った。

「ここまでバッティング練習しかしていませんでした」と阪神から指名を受けるまで打撃練習に注力していたというが「ここからはしっかりピッチング練習をします。もうバントが出来ればいいと思うので」とプロ入りへ向けて、本業の投手練習に専念する。

最速154キロの本格派右腕ながら、高校通算25本塁打。18日の指名あいさつで阪神矢野監督は「打撃がいいのはセ・リーグでは間違いなくプラス」と“二刀流”を評価。西も打撃の重要性は理解しており「勝負どころで1本打てればいいと思います」と勝負強い打撃を目指すが、まずはピッチングを磨いてプロの門をたたく。