ソフトバンク周東佑京外野手(23)が来季の三塁挑戦へ意欲を見せた。「元々内野で入ってきているので、もう1回勝負したい気持ちはあります」と今季の勢いのまま、ベテラン松田宣らとのホットコーナー争いに名乗りを上げる。

今季、25盗塁の快足で脚光を浴びた。ただ「代走周東」では終わりたくない。活躍の場を広げるべく、大学時代に守った三塁にリトライする。「プロはスイングも強いし、打球反応も変わってくる」と意識から作り直す。「そのために今宮さんに連れて行ってもらうので」。年明けには今宮健太内野手(28)と北九州市内で自主トレ予定。名手の動きから学び取る。

11日は、都内で年末番組「最強スポーツ統一戦2019」(30日午後6時、フジテレビ系で全国放送)の収録に参加した。「去年のこの時期は(プエルトリコの)ウインター・リーグでまだ野球をしていたので。いい意味で想定外の1年だったと思います」。NEW周東を示すべく、オフも走る。