「紅」で覚えてクレナイ!? オリックスのドラフト2位の駿河総合・紅林(くればやし)弘太郎内野手(17)が、公式戦で打席に立つ時の登場曲を「X JAPAN」の名曲「紅」にすることを明かした。

「まずはファンに名前を覚えてもらいたい。X JAPANは父親が好きでした。(紅は)サビが耳に残るので」。「くればやし」と1回で読んでくれる人は多くない。そこで「くれない」だ。

<歌詞>紅に染まったこの俺を慰める奴はもういない。

このサビの部分を中心に使わせてもらう予定だ。ファンあってのプロ野球。何ともサービス精神旺盛なルーキーだ。「そうやって少しずつチームに溶け込んでいけたらなと思います」。ノリノリで快音を奏でれば打線が活発になりそうだ。

この日は大阪・舞洲の球団施設で初日の新人合同自主トレに参加。キャッチボールやノックを行い「まずはキャンプに向けて、ケガしない体作りがしたい。人工芝にも、早く慣れたい」と意気込みを語った。

名刺代わりにと6日の入寮時に40箱持参した静岡名産「うなぎパイ」は、この2日間で10箱が空になった。抜群の宣伝効果でつかみは文句なしだ。【真柴健】