投げたい人は、宮本まで-。巨人は14日、川崎市内のジャイアンツ球場で春季キャンプに向けたコーチ会議を開催。2月4日には1軍対2、3軍の紅白戦を予定する。会議に出席した宮本和知投手チーフコーチは、既に7投手から登板への立候補があったことを明かした。「昨日電話2人、メール1人。ラインじゃなくてショートメールだったな。自覚を持って勇気を振り絞って来ているわけだから、買いだよね。そのピッチャー全員投げさせようと思います」と“応募”を大歓迎した。

1人1イニングを予定しており、7回のゲームならば最低でも14人以上は必要となる。「若手はバンバンいかせますよ。2月1日から」と鍛え抜く。今キャンプでは、初めて投手をA(外国人、ベテラン)とB(若手)の2チームで分ける考えで、1軍メンバーは新人を除く20人をピックアップ。今後、原監督とすり合わせる。また秋季練習から始めた150キロ、打率1割5分を目指す「ストロベリー大作戦」も継続。「ピッチャーも9番目のバッター、野手。0割9分何厘というのは嫌だからね。ファームもDHだけど、先発投手はバッティングやってもらいます」。やる気のある人間を採用する。【栗田尚樹】