ソフトバンクから国内フリーエージェント権(FA)を行使し、ロッテに移籍した福田秀平外野手(30)が23日、福岡・糸島市での自主トレを公開した。

気温15度を超える暖かさの中、アップ、外野ノック、打撃練習、体幹トレーニングなど約3時間、みっちりと汗を流した。昨オフから個人トレーナーとして契約した元ホークスの守護神でもあった馬原孝浩氏(38)の指導を受け、必死で体を動かしている。

「コンディションの向上を目指してやっている。1年間、1軍の舞台で戦い続けられるように集中していきたい」と、福田は新天地への抱負を話した。

「レギュラー確保」を目標にFA宣言。プロ14年目で新しい環境に飛び込むが、気負いはない。「ルーキーの気持ちで、張り切り過ぎずにブレーキをかけながらやっていく」と口元を引き締めていた。