DeNA今永昇太投手が、2年連続の開幕投手とオリンピック(五輪)へ強い意欲を示した。1月31日、キャンプインを目前に「みんなと野球ができると思うと、ワクワクにあふれています」と笑顔。開幕投手の座について「誰もが立てる場ではない。俺がやるんだという気持ちでやろうと思います」と話した。3月20日の開幕戦は対巨人(東京ドーム)。エースとしてチームを勢いづける覚悟だ。

昨季13勝を挙げ、侍でも活躍した左腕は、自然と五輪への意欲も高まる。「シーズン始めの成績も大事。意識しないのは無理なので、すべて意識した上で自分のパフォーマンスを出せれば」と序盤から結果を示す構え。キャンプでも1日からブルペン入り予定で「もう捕手を座らせて変化球も投げているし、いつ実戦でもいいように準備しています」と頼もしい。

「プレミアで1番になって、みんなの気持ちを感じた。もう1回、あのユニホームを着てやりたいです」と今永。五輪イヤーの20年、DeNAエースの幕が上がる。【鈴木正章】