広島野間峻祥外野手が技ありの決勝打を放った。8番左翼でスタメン出場。両軍無得点の4回1死二、三塁のチャンスで低めの変化球にバットを合わせ、中前へ運ぶ適時打で2打点を記録。野間は「ショートとセカンドが下がっていたので、内野ゴロでも1点入ると思った。結果が出たのはよかった」と喜んだ。これでオープン戦6試合で18打数6安打の打率3割3分3厘で5打点と勝負強さをみせている。

昨秋からバットを寝かせた新打法に取り組み、成果につなげてきた。野間は「構えだったりは違和感なく入れている。タイミングの取り方だったり、試行錯誤しながらやっていきたい」。開幕まで残り7試合、開幕スタメン争いについて「アピールしないといけない立場。1打席1打席無駄にすることなく、勝負していきたい」と闘志を燃やした。