18年に米ドラフト1巡目指名を受けたソフトバンクのカーター・スチュワート投手(20)が、20日に「開幕投手」を務める。

18日、ペイペイドームでの1軍練習に初合流。本来はプロ野球の開幕日だった20日のロッテとの練習試合が、デビュー戦に決まった。

ブルペンで約40球を投げた右腕は「1軍のみなさんと練習できて良かった。1軍の選手はいい打者が多いけど、自分の取り組みは変わらない」と気持ちを高ぶらせた。13日の2軍練習試合・中日戦(タマスタ筑後)でも先発し、6回無安打無失点。20日の抜てきはテストの意味合いが強いが、工藤監督は「順調に成長してくれている。コンディションがいい時に1軍の試合で投げることは本人にとっていい経験になる」と大型右腕に注目。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期され、先は見えないが、将来を見据えたチーム力の底上げは怠らない。