開幕ローテ入りが期待される阪神青柳晃洋投手(26)が4回2安打無失点と好投し、前回乱調だった汚名を返上した。

「前回散々だったので、ストライク入って良かったなと思います」。初回からテンポ良く投げ込み、要した球数は50球。得点圏に走者を1度も進めなかった。4番村上と2度対戦して無安打。4回2死一塁の第2打席では、2ストライクから新球のシンカーで中飛に打ち取った。

前回15日のオリックスとのオープン戦(京セラドーム大阪)では、5回2/3を4失点8四死球と乱れた。試合後、矢野監督は「次の登板が大事。青柳だって(ローテを)確約しているわけでも何でもない」と厳しかったが、自らの好投で開幕ローテを引き戻した。