ボーアさん、頼んまっせ!! 日刊スポーツはこのほど「極トラ・プレミアム」のツイッターで、今季の新助っ人で最も期待する外国人選手についてアンケートを実施。4人の候補から半数を超える支持を集めて1位に選ばれたのは、打線のカギを握るメジャー92発の4番候補でした。

   ◇   ◇   ◇

新助っ人の中から選択肢としてボーア、サンズ、ガンケル、エドワーズをピックアップ。総数1284票のうち57%と圧倒的な支持率を得たのは、4番最有力の大型大砲ボーアだった。193センチ、122キロの巨体から放たれる豪快な長打が売り。過去には敬愛するイチロー氏を訪ねて来日するなど親日家の一面もある。打撃手袋をつけない独特の素手打ちも注目されている。

爆発を待ち望むファンの声にあふれる。来日から対外試合15試合で39打席ノーアーチ。7安打も全て単打でパワーさく裂はお預けとなっている。アンケートのコメント欄には「ボアアアアア!! と絶叫させてほしい! もちろんいい意味で!」というエールも届いた。開幕延期の期間を十分な調整に生かしてもらい、シーズンではボーア弾の連発に期待だ。

続いて17%の支持率を受けたのは「新8回の男」の期待がかかる右腕エドワーズだった。「リベラカッター」や「ジャイロスライダー」など特殊な変化球を操り、セットアッパー候補最有力。昨季の「8回の男」ジョンソンに代わる存在として多くの期待が寄せられた。

3位は15%でサンズ、4位は11%でガンケルとなった。昨季、韓国球界で打点王に輝いたサンズはシュアな打撃と勝負強さが売りの外野手。オープン戦では昨季日本一のソフトバンク相手に2打席連続本塁打を放つなど、パンチ力も見せつけた。熾烈(しれつ)な外野争いに割って入る様相だ。先発候補の右腕ガンケルは「精密機械」の異名を取る制球力が持ち味。196センチの長身から繰り出す多彩な変化球を武器に、開幕ローテの一角を担う。さらにスアレスやマルテもいて、今季は球団史上最多となる開幕助っ人8人体制。彼らの成否がそのまま、チームの浮沈を左右しそうだ。