開幕2カード目初戦の先発に浮上している阪神青柳晃洋投手(26)が、この日から再開された練習試合で好投した。

先発で4イニングを4奪三振2安打無失点。

3回1死から2者連続四死球を与えたが、1番田中を空振り三振、2番菊池涼を一ゴロに仕留めた。4回は2安打で2死一、三塁のピンチを招いたが、7番メヒアから空振り三振を奪った。

「ピンチを作らないのが一番ですけど、今日はいろいろ試しながらできたので、その点は良かったと思います。キャンプで練習していたカットボールやシンカーを有効的に使えた。シーズンでも使えるボールになった手応えはあります」

青柳は現状、開幕ローテ2番手。高橋がコンディション不良で離脱した影響を受け、大事な週頭となる6月23日ヤクルト戦(神宮)で先発する可能性が出ている。