巨人岡本和真内野手が開幕3連勝の勢いそのままに先手必勝を誓った。

23日から東京ドームに広島を迎えての3連戦。リーグ優勝を果たした昨季、10勝14敗1分けとセ・リーグで唯一負け越した相手で「勢いがつくと止まらないチーム。そういう意味で、やっぱり強い。でも去年は去年、今年は今年なので、まず1勝。頭を取りにいきたい」と出ばなをくじきにかかる。

初戦の予告先発は天敵K・ジョンソン。昨季2年連続30本塁打以上を記録した主砲も17打数1安打と苦戦した。それでも「去年は去年、今年は今年」と割り切り2代目「若大将」を襲名した今季は雪辱を果たす。

「若き4番」対決にも注目が集まる。開幕3連戦で23歳岡本が10打数5安打4打点1本塁打を記録すれば、広島4番の25歳鈴木誠は11打数5安打5打点2本塁打とともに絶好調。負けてはいられない。「(今季は)120試合ですし、開幕から勝っていった方がいい。チームが3連勝していい感じできている」と手応えを口にした。初戦を取り、2年連続のリーグ優勝に向けて開幕ダッシュを加速させる。【久永壮真】