阪神ロベルト・スアレス投手が藤川不在の中で9回に登場し、移籍後初セーブを挙げた。

2点リードで登場。自身の失策も絡み1死一、二塁とされた後、ロペスに左前適時打を許して1点差に迫られた。だが、そこから踏ん張り、宮崎を中飛に。最後は代打乙坂を遊ゴロに仕留めた。ソフトバンク時代の16年6月9日以来、1494日ぶりとなる来日2セーブ目。「(9回のマウンドは)特別な気持ちだったね。ここまで勝ちでつないでくれたチームのために、しっかりと抑えたい気持ちでいっぱいだったよ」と大役を振り返った。

藤川離脱のもとで、ブルペン陣の中核を担うとみられる。「ブルペンのみんながいい仕事をしたいと思っているし、今いるメンバーでチームを勝利に導けるように務めていきたいね」と話していた。

▼前ソフトバンクのスアレスが移籍後初セーブ。阪神外国人のセーブは、昨年7月21日ヤクルト戦でのドリス以来。国内他球団を経て阪神入りした外国人は10年途中スタンリッジ(前ソフトバンク)、17年途中メンドーサ(前日本ハム)、19年ガルシア(前中日)に続き4人目だが、セーブを挙げたのはスアレスが初めてだ。