巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手が今季4戦目でうれしい「ダブル初勝利」を手にした。ストライク先行のテンポのいい投球で6回6安打6奪三振2失点。今季初勝利を挙げた。「やっぱり勝つというのはうれしい。また次、頑張りたい」と力を込めた。相手打線がカーブにタイミングが合ってないと見るとカーブを多投した。全体の18・1%となる19球。決め球としても4つの三振を奪うなど、最速151キロの直球とのコンビネーションで打者を手玉に取った。

昨季まで広島相手に7試合登板し0勝4敗。今季初先発の6月24日の同戦(東京ドーム)では3回4失点と崩れ敗戦投手になった。16年には母国ドミニカ共和国でカープアカデミーに在籍した経歴を持つ左腕は、広島相手に初めて白星を挙げ「気分が特にいいし、8試合勝てなかったので、勝ってよかったです」と笑顔を見せた。