阪神が空中戦を制し、今季初の貯金生活に入った。先制された直後の1回、サンズの4号同点ソロ本塁打がバックスクリーンに飛び込んだ。3回には糸原が左翼ポール際に2号2ランを放って加点。5回に大山の5号2ランで突き放した。

2点差に迫られた7回には北條が今季初安打のソロ本塁打を左翼へ。この日は右翼から左翼に強い浜風が吹いた。地の利の“追い風”を生かして甲子園で4本塁打は17年9月2日中日戦以来、3年ぶり。広島もアーチ2発で応酬したが終盤の追い上げも及ばなかった。阪神が逃げ切って、今季最長の5連勝に延ばした。