巨人増田大輝内野手(27)が緊急登板した。 8回に5番手で登板した堀岡が、代打中谷に満塁本塁打を浴びるなど1死しか奪えず7失点。急きょベンチ前で肩をつくりマウンドに向かった。

先頭の近本を136キロ直球で二ゴロ、続く江越は四球で歩かせたが、4番大山をこの日最速の138キロ直球で右飛に仕留めた。野手ながら変化球を織り交ぜ、無失点に抑えた。

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巨人宮本投手チーフコーチ(増田大の登板について)「ああいうことをさせたのは私の責任。そういうところでは屈辱的。投手として参考になるのはトップの位置がしっかり決まっているということ。トップの位置がしっかり決まっていくというのはコントロールのぶれはない。逆に増田に勉強させられました」