ソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が、驚異の右手1本での「ヘルメット飛ばし弾」を放って見せた。

5-6で迎えた6回2死一、二塁。オリックス斉藤の125キロの低めの変化球に体を泳がされながら、ほぼ右手1本でとらえて振り切った。打球は右中間のテラス席に吸い込まれる逆転の14号3ランとなった。振り抜いた直後にヘルメットが脱げ落ち、そのままダイヤモンドを1周。「ノーヘル」で髪をなびかせる珍しいシーンとなった。

2回にはオリックス山本の152キロをセンターやや右への13号2ランも放って「追い込まれていたので、何とかバットに当てることを考えて打ちにいきました。チャンスで打てて良かったし、甘く来た球を仕留められて良かったです」とコメントしていた。