2月の宮崎キャンプ終盤に右肘痛で離脱したオリックス張奕投手(26)が、13日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で今季初登板初先発する。

「ソフトバンク戦ということで、挑戦者の気持ちで臨んでいきたい。ファームでは球数制限もあって、自分の感覚を確かめた。順調に進み100%を出せると思う」

今季2軍では4試合に登板して1勝1敗、防御率1・86の成績を残した。「キャンプで肘を痛めてから、さらにケアを大事にするようになった。毎日欠かさず、日常になった。(復帰まで)半年くらいかかってしまって、結構メンタルにきてました。今年は終わりかな…っていう感覚だった。チームに迷惑をかけたし、ここからチームに貢献できるように頑張ります」。

昨季のプレミア12では台湾代表に初選出され、世界を相手に好投。2勝を挙げ、最優秀先発投手、最優秀防御率、最高勝率投手の投手3冠に輝いた。張奕が最下位オリックスの希望の光となれるか。