広島の先発九里亜蓮投手(28)が4回6安打3失点で降板した。

立ち上がりから毎回先頭に安打を許し、2回は無死一塁から宮崎に先制2ランを浴びた。さらに続く神里に右翼線の二塁打を打たれると、1死三塁から内野ゴロの間に3点目を失った。その後は追加点こそ許さなかったが、暴投や失策を記録するなどいいところなくマウンドを降りた。

2週続けてDeNAとの対戦となった。先週は5回7安打4失点。前回登板を映像で確認し「先頭打者を出してしまったイニングで失点しているのもありますし、勝負どころでボールが高めに浮いてしまったところがあった」と挙げた課題をこの日も克服できなかった。6連戦初戦となる“火曜日”を任された6試合中、序盤3回を無失点で滑り出した試合は1度のみ。期待に応えられていない。