ヤクルトの先発高梨裕稔投手(29)は、5回5失点で降板した。

安打と四球で、毎回先頭打者を出す苦しい展開となった。2回までは無失点で抑えたが、3回に先頭の炭谷に1号ソロを浴びて先制を許した。

4回にも1失点し、5回は先頭の坂本に四球を与えた。しかし、そこから粘りを見せた。2番松原を直球で空振り三振、3番亀井には外角低めいっぱいの直球で見逃し三振と、今季最多となる6個目の三振を奪った。

テンポよく投げリズムを取り戻したかに見えたが、岡本の適時二塁打、丸には13号2ランを浴び、一挙3失点。5回を96球、被安打7の5失点でマウンドを降りた。「今日は調子自体は良かった方ですが、5回最少失点でいかなければいけないところを粘り切れずゲームをつくることが出来なかったのが悔しいです」とコメントした。