阪神大学野球連盟は21日、大産大が新型コロナウイルスの影響で、この日開幕した初戦、22日の大体大戦を辞退したと発表した。大産大は不戦敗、大体大は不戦勝となる。

19日に野球部員に感染者が出たことが判明し、大産大から辞退の申し出があった。同連盟の加門和彦事務局長(67)は「活動自粛が2週間ということで、次節(9月26、27日)も難しいが、第3節(10月3日、4日)からは出場の可能性もある。開幕を2週間遅らせたのに、残念」と説明した。

また2部西リーグの兵庫大は大学の方針で、現在もクラブ活動ができず、今リーグの参加そのものを辞退した。この秋は1部、2部の入れ替え戦は行わず、2部西、東の1位同士で昇格決定戦を行い、来春は1部を7チームで行う。来春7位が自動降格し、6位が入れ替え戦を戦う。