巨人が5連勝を飾り優勝マジックを26とした。

原辰徳監督(62)は5勝目を挙げたサンチェス、小林のバッテリーについて「結果的には4点取られたという点でね、できれば3点くらいで。しかも(降板がイニング)途中ではなくてね」と指摘。「しかし、いつになくマウンドでの立ち居が良かったと思います。小林も一体感を持ってバッテリーが戦ってくれているという風に見えました。少しこうなんて言うかな、サンチェスの場合はちょっと利己的な形にみえるケースがあったんですけど、それを少し注意して。今日はみんなと守っているという姿はいい風景として見えました」と評価した。

守備では吉川尚、丸らに好守が続いた。

「守りは非常に良かったと思いますね。ピッチャーが守っている時は主導権を持っているわけだし、バッテリー2人、そういう姿が野手にも伝わったのかなと思います」と言った。

2回には岡本にリーグトップの23号3ランが飛び出した。

「得点できるという点において、先発ピッチャーから6点取れたのはなかなかないゲーム。効果的な、価値ある打点だと思いますね」。26日は先発に畠を送り出す。「僕の中では楽しみですね。前回良かっただけに、のびのびと畠らしいピッチングをしてくれると思います」と期待した。