巨人原辰徳監督は、開幕から12連勝を飾った菅野智之投手の投球について「先制されても、やっぱり自分を見失わずにしっかりゲームをつくれる。かなり早い段階で逆転したっていうのも、攻撃陣も見事だったと思いますね」と評価した。

5回無死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、勝負どころで崩れない強さがある。

「やっぱり、ランナーを背負った時には慎重に投げるというのはね。2ナッシングからでも2-2、3-2カウントまでというかね。そういう慎重さっていうのはピッチャーって大事なんでしょうな」と分析。

無傷の12連勝については「これはもうすごい数字ですよ。先発ピッチャーはいくつ貯金ができるかも大事なとこですしね。それが何十年ぶりかなんかでしょ。(04年の岩隈に16年ぶりに並び)歴史は物語るところでしょうね」と評した。

巨人の優勝マジックは23になった。