巨人原辰徳監督が、エース菅野智之投手のプロ野球史上初となる開幕戦からの13連勝を祝福した。

「長い歴史の中にね、名を刻むというのは、素晴らしいですね」

プロ通算100勝にも到達する1勝に「まだまだ通過点ではあるでしょうけれど。こういう節目の時に100という数字を、ファンも本人も忘れないんじゃないでしょうかね」と言った。7回3失点の内容には「最初立ち上がりはいいと思ったんですけどね、慎重にいっていたのか。あるいは、ややコントロールに少しきょうは不安がある。そういう感じには見えましたね」。それでも本調子ではなくても勝ち切る強さがある。「越えさせないと言うのでしょうか。その辺が、うちの投手の人たちにも見習ってもらいたいね。若い投手もいますしね。そういうところを見習ってもらいたいなと思いますね」。

打線は岡本和真内野手が右翼線への先制適時二塁打を含む4安打。すべて中堅から右方向への打撃に、指揮官は「最近は少しこう、引っ張りに入ってい過ぎたかなという中で、今日のようなバッティングをしていけばね、本塁打も出てくると思いますね」と期待。

丸には左中間に19号3ランが飛び出した。

「丸の本塁打はすごかったですね。ウィーラーもこのところは練習から良くなってきているのでね、結果としても出ているというのはチームにとって大きいですね」と評価。7日は先発に田口を送り出す。「やっぱり先行されないというか、相手に上回らせないようにね、投げてもらいたいと思いますね」と期待した。