チームのコロナ禍で、球団独自の濃厚接触者扱いとなっていた阪神木浪聖也内野手(26)と江越大賀外野手(27)が実戦復帰した。

木浪は「6番・遊撃」でスタメン。第1打席は三ゴロ、第2打席は遊ゴロ、第3打席は遊ゴロに倒れた。 江越は「1番・中堅」でスタメン。第1打席は中飛に倒れるも、2回2死一塁で、ソフトバンク古谷の118キロカーブを左中間フェンス直撃の適時二塁打にした。第3打席は遊ゴロ、第4打席は空振り三振に倒れた。

阪神は9月25日に、選手5人とスタッフ2人の新型コロナ感染を発表。陽性判定を受けた糸原らは、9月19日に遠征先の名古屋市内の飲食店を貸し切り、8人で会食していた。球団は感染状況を考慮して広島と名古屋の遠征時は球団指定日に限り、球団関係者や家族との外食を許可していたが、人数は4人まで、個室で約2時間程度、同ポジション禁止など、さまざまな制限を付けていた。木浪、江越も会食に参加しており、そのルールに違反する形となっていた。