阪神ドラフト2位の井上広大外野手が、ウエスタン・リーグ単独トップとなる8号ソロを放った。

3-1の7回だ。元阪神のソフトバンク松田遼の直球を強振。バックスクリーンにたたき込み「バッティング練習からセンターから逆方向を意識して打席に入っている。一番の収穫かなと思います」と自画自賛した。

ついに広島林をかわし、単独キング。31打点は中日根尾と並んでリーグ2位タイで、トップの林と1点差だ。平田2軍監督が「1年目でホームラン王、打点王のタイトルを。1年間4番に据えてんだから20本目指してほしいよ」とハッパを掛ければ、井上も「狙っていくのはもちろんですけど、難しく考えないように。シンプルに考えて打席に入っていきたい」と呼応した。2軍はコロナ騒動があった9月26日の中日戦から引き分けを挟み7連敗中だったが、「4番右翼」でフル出場した大砲の1発で久々の勝利だ。