ロッテは井口監督のゴッドハンドに託す。15日に一番乗りで早大・早川の1位指名を公表。ドラフトを翌日に控えた25日は「何となく、くじを引く順番が最後だと思うので、残り物に福があればいいかなと思います」と強運を信じた。

18年は3球団競合で藤原を、19年は4球団競合で佐々木朗を引き当てている。故郷の東京・田無神社には20日に参拝済み。チームの連敗も止まった勢いで、ドラフト3連勝を狙っている。

最優先の補強ポイントを先発投手に定め、早川の交渉権を獲得できなかった場合も、同じ左腕の法大・鈴木らに照準を定める。内野手の補強も今ドラフトのテーマで、中大の二塁手・牧、東北福祉大の遊撃手・元山らを上位指名候補としてリストアップした。支配下での指名人数は5人程度となる見込みで、育成ドラフトでも積極指名の方針を示している。