巨人戸郷翔征投手(20)が1発に泣き、5回5失点で6敗目を喫した。1点を追う5回。先頭に出塁を許すと2死満塁でロペスを迎えた。1ボールからの2球目、外角147キロを左翼席に運ばれ、ぼうぜんと打球を見つめることしかできなかった。

「本塁打を打たれたところです。ランナーは出していましたが、それ以外は良かったのであの1打席、1球が悔やまれます」と肩を落とした。3回に内野ゴロの間に先制を許したが、4回までは最少失点で切り抜けていた。

これで4戦連続勝ち星なし。8勝6敗、防御率2・92となった。新人王を争う広島森下は9勝3敗、防御率2・04。勝ち星で並ぶことはできず、防御率でも差をつけられた。