オリックスは今季3度目のサヨナラ負けで4連敗となり、近鉄と合併した05年以降初めて2季連続の最下位が確定した。

延長10回1死から西川を内野安打で出し、盗塁と送球エラーで三塁を許した。中田、大田に連続の申告敬遠で満塁策を取るも、最後は6番手の比嘉が渡辺に犠飛を浴び、中嶋監督代行は厳しい表情だった。

「最後のところの、もう1つ気持ちの強さ。やってやるんだというか、何をすべきなのか、頭の中で考えながらいかないといけないところを、ただ単に過ごしてしまってはダメですよね」

試合後はベンチ入り選手を全員集めて緊急ミーティングを開き、思いをぶつけた。残り8試合に向けて、指揮官は「どれだけのことを考えながら野球をできるのか試すいい機会」ときっぱり。さらに「(選手が今季は)終わったと思ってるんだったら代えたらいい」と熱っぽかった。

オリックス田嶋(先発し6回3失点)「5回までは先制点を許しながらも、ゲームを作ることはできていた。6回の場面、チームが逆転した直後のイニングをしっかりと抑えたかったんですが、同点に追いつかれてしまい申し訳ないです」。