さあ、東京ドームで決める。巨人坂本勇人内野手が6回に18号2ランを放ち、2000安打まで残り2本に迫った。

3ボールから左中間スタンドに運んだ1発に「手応えは良かったですね。久しぶりに気持ち良かったです」。

残り4本として迎えた広島3連戦では、第2戦で4打数無安打に終わるなど、計11打数2安打で生みの苦しみを味わった。

「やっぱりね、1本打つのが大変なのでね。そういう中で日々やっているので。2000という数字はすごく光栄というか偉大な数字ですけど。今までも1試合1試合、1本1本打つのが大変だなと思っていたので。その心境はあまり変わらないです」

残り2本として、7日からは本拠地東京ドームで2連戦を迎える。

「あと2本なので、ファンの方も期待してくれていると思うし、何とか今年中にはという気持ちはありますよ」

この日は3四球を選び、3番として安打以外でもチームに貢献している。

「2000本を打つためにやっているわけではないので。これから先、日本シリーズもあるので。個人の記録だけではない。四球だったり、ずっとやってきたことは継続してやっていきたいと思います」とチームの勝利を追い求める。

▽巨人原監督(2000安打まで残り2本とした坂本に)「早く決めたいでしょうし、まあ、やってくれるでしょう」