DeNA山崎康晃投手(28)が、1カ月ぶりに登板した。6回、先発平良に代わり2番手でマウンドへ。先頭の1番吉川尚に安打を許したが、続く松原を遊ゴロ併殺。3番坂本に初球を右前打とされたが、4番岡本の打席で、坂本の代走増田大が盗塁死。8球で無失点に抑えた。10月6日以来1軍戦で、直球の最速は149キロだった。

山崎は1年目から不動の守護神として活躍したが、今季は開幕時から不調に苦しみ、7月29日巨人戦(東京ドーム)で3年ぶりに中継ぎ登板。守護神の座を三嶋に譲っていた。その後も調子が上がらず、ここまで39試合に登板して0勝3敗6セーブ、8ホールドで防御率5・84。10月8日に6年目で初の2軍降格を味わった。

11日に出場選手登録され、本拠地での今季最終戦を前に「最後まで応援してくれるファンのみなさまに感謝の気持ちを込めて、最後の1試合、頑張りたいなと思います」と意気込んで臨んでいた。