ヤクルトに1位指名された慶大・木沢尚文投手(4年=慶応)が、同期への感謝を明かした。14日、横浜市内の同大グラウンドで納会が行われた。

学生服にマスク姿で出席。例年は同大キャンパス内で行われているが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、グラウンドで開催された。

4年間を振り返り「4年間、決して順風満帆ではなかったですが、その中でいろんな人に支えていただきながらなんとか、次の進路に進むことができたので、非常に感謝しています」と話した。

特に同期とは、ともに支え合い、成長しあった時間を過ごした。「故障も多くて、弱っていた時期もあったんですけど、同期がかけてくれる言葉が何とかつなぎとめてくれました。最後の最後まで同期が支え続けてくれたからこそ、あと1歩で優勝というところまで結果を残すことができたので、メンバーにしても、メンバーじゃない同期にしても、みんなで戦い抜くことができた4年間だったなと思います」と振り返った。

東京6大学野球秋季リーグでは、最後に早大に敗れ優勝を飾れなかった。その悔しさは、この先も忘れることはない。「学生野球が最後、非常に悔しい終わり方をしたというのも、また次につなげる教訓になったというか、すごく僕自身が未熟ということを感じることができたので、次につなげていきたいなと思います」とプロ入り後の活躍を誓った。