もみじまんじゅうで増量計画? オリックス山岡泰輔投手(25)が今オフ、「間食トレ」で増量を考えていることを明かした。

「甘いものは好きなので、間食を取り入れようかと。もみじまんじゅうは(広島の実家から)送ってもらえる。おはぎとか、和菓子は食べやすいので、太れるなら食べるしかない」

食べても太りにくい体質。悩み解決の秘策は、地元の名産品だった。「栄養を考えて食べても、消化が良いので大きくなれなくて…。体を大きくして、部分的にも強化したい。栄養を考えたら、体には悪いかもしれないけど、数字として体重が減りにくい。それを筋肉に変えていけたら」。スタイルの良い山岡は人生最重量が68キロ。今季はシーズン途中に「ストレス性胃腸炎で、吐いちゃったんですよね…」と一時は8キロも落ちた。

現在は64キロほどまで戻したが「体のベース(の数値)を高くしたい。無理なくと考えていたけど、今年は無理してでも増やしていこうかなと。72キロまでいけたら」と決意。すでに自宅には、妻が用意した和菓子が並んでいるという。

今季は6月26日のロッテ戦で左脇腹を痛めて緊急降板するなど、ケガに苦しんだ。4年目で最少の12試合登板で4勝5敗に終わった。「全体的な球速と変化球の(ボールの)強さが欲しい。(マウンドでの)立ち方からフィニッシュまで心地よく投げられたら」。

故障の影響で「元のフォームに戻すのは無理」とし、「もっと良いフォームを探しました」と負担軽減に励む。年内は投球練習を行わず、キャッチボールなどで新フォームの感覚を確かめる。NEW山岡が来季巻き返しを期す。【真柴健】