ロッテはソフトバンクとのCSで連敗し、シーズンを終えた。

井口資仁監督(45)は「選手全員が頑張ってくれたと思いますし、こういう経験をできたのが良かったと思います。来年にしっかりとつながるシーズン、CSだったんじゃないかなと思います」と振り返った。

レアードが8月上旬に、マーティンが10月下旬に故障し、得点力に苦しんだ1年でもあった。「終盤以降で打線がなかなか機能しなかった。長打を打てる選手が全員抜けてしまったのでね、その辺かなと思います」と悔やんだ。

4番に若い安田を起用しながら、打線全体として粘って四球も多く選んだ。「チーム打率もなかなか上がってこない中で、つないでくれた。今年はそういう野球でしか勝てない状況だったので、そこを徹底しながらやってくれていました。来年またメンバーが変われば、戦い方も変わってくると思います」と来季のリベンジを見据えていた。