ヤクルト雄平外野手(36)が11日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、2500万円減の7500万円でサインした。

今季はコンディション不良に苦しみ、43試合の出場にとどまった。0本塁打に終わり、打率は2割2分3厘だった。

新型コロナウイルスの影響に言及し「まず野球のことよりも、コロナの状況で1年間野球ができたことが振り返るとすごく幸せだったなというか、感謝しているっていう気持ちは、野球よりも、そこが出てきました。その中で、チームとしても個人的にもすごく悔しいシーズンだったので、今は来年に向けて闘志があるというか。今年を糧に、今年の経験を生かせるように来年は必ず頑張りたいと思います」と話した。

来季は、外野手の新外国人も加入し、ポジション争いはさらに激しくなる。「毎年1年勝負はわかってるんですけど、より覚悟を持って、相当な覚悟を持って臨むべきだと思いますし、その覚悟を持った上で結果を出して、まずはチーム内の勝負に勝つことと、チームが勝つことが第一優先なので、チームが勝てるように、そのための力になれるように頑張りたいです」と目標を掲げた。(金額は推定)