静岡市清沢地区出身のプロ野球DeNA森敬斗内野手(18)が23日、静岡市の田辺信宏市長(59)を表敬訪問した。

昨年、ドラフト1位で入団した18歳はオフを利用して地元に帰省。10月の巨人戦では1軍デビューを果たし「自分のプレーをしようと思った」と初打席で二塁打を放った。プロ1年目の今季は1軍で8試合に出場し、12打数3安打。森は「最後に結果が出てよかった」と振り返った。

来季も地元への思いを背負って戦う。田辺市長からは「静岡のことを胸に秘めながら頑張ってほしい」と激励された。森は「結果を出して盛り上げたい」。来季は今秋ドラフトで指名されたヤマハの池谷蒼大(そうた)投手(21、静岡高出)と静岡商の高田琢登投手(18)がチームメートになる。「静岡出身の選手と同じチームでやれるのはうれしい」と森。「チーム静岡」でDeNAをけん引する決意だ。【神谷亮磨】