阪神は25日、佐野仙好(のりよし)球団本部顧問(69)が31日付で退団すると発表した。

前橋工から中大を経て73年ドラフト1位で入団。強打の外野手として通算1316安打を放ち、85年はバース、掛布、岡田の後を打つ6番左翼で日本一に貢献した。89年の現役引退後は1軍打撃コーチなどを務め、98年からスカウトに転身。統括スカウトなどの要職を歴任し、ドラフト戦略をけん引してきた。