新球習得だ！DeNA上茶谷大河投手（24）が、3年目の飛躍へ同期入団の大貫晋一投手（26）からツーシームを学んだことを明かした。

1年目に7勝も昨季は2勝止まり。研究熱心な右腕は、得意のカットボールの対になる新球の必要性を感じていた。目指したのは昨季10勝を挙げた同僚の決め球。「大貫さんのツーシームは落ちたり、真っすぐに近い感じでシュートしたりしているので。徐々に自分の形にして、いい感じになっています」と好感触だ。

これまでもチェンジアップやシュートに取り組んだが「真っすぐと違う使い方をしてしまう。カットとかスライダーも、また手首を違った方向に曲げたりひねったりするので、その他のボールに支障が出ていた」。ところが「大貫さんのは、真っすぐと同じリリース。そこは今までと違うかなと思います」。肩、肘に無理の少ない変化球で、大きな成果を挙げる決意だ。