日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントが共催する、ゲーム「パワフルプロ野球」を使用したeスポーツの「eBASEBALL プロリーグ」でDeNAが2年ぶり2度目のセ・リーグ優勝を飾った。DeNAはルーキー辻晴(18)が操作し、5-1で徳田直也が操作した阪神に勝利した。

辻は1回に先制を許したが、2回に連打で逆転した。3回には梶谷隆幸とソトの2者連続ソロホームランでリードを広げた。投げては、OB選手の三浦大輔(現監督)から今永昇太へとつなぐ「阪神キラーリレー」を決めた。最終回には宮崎敏郎の代打本塁打で突き放した。

勝利した辻は、パワプロ歴7年で、ルーキーながら5勝1分けと無敗を継続した。また、この試合3本塁打を放ったことで本塁打王争いでもトップに立った。「チームメートのおかげでこのような結果になったと思うので、みんな本当にありがとうと言いたいです。開幕前はよくて1勝できれば、というぐらいの気持ちだった」と喜びを語った。

巨人は4-1でヤクルト下し、3位以内を確定した。広島は3-0で中日を倒した。