阪神矢野燿大監督(52)が9日、ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)、同2位の伊藤将司投手(24=JR東日本)ら7選手を2月の春季キャンプ1軍メンバーに組み込む方針を示した。

この日、西宮市の鳴尾浜球場でスタートした新人合同自主トレを視察。同監督は「確定ではないですけど、けがをしている育成(1位)の岩田(将)と高校生の(ドラフト7位)高寺以外は、一応連れて行きたいなと思っています」と明かした。

グラウンドではルーキーに訓示する場面もあった。矢野監督は「順調に行くことが一番いいことなのかもしれないけど、俺的には早くぶつかってくれた方がいいんじゃないかな、と。壁にぶつかればね、成長をよりして行けると思う。そういうところではプラスに変えられるんじゃないかという話をした」と熱く語りかけた。