ソフトバンクの新人合同自主トレが10日、雪が残る筑後のファーム施設でスタートした。支配下選手5人、育成選手8人の計13人が、プロとしての第1歩を踏み出した。午前中は室内練習場でウオーミングアップ、キャッチボール、軽いノックを行った後、メイン球場のタマホームスタジアム筑後の外野でインターバル走を行った。午後からは個別メニューで、室内練習場で打撃練習などを行った。

初日は1人も離脱者がでずに終了。ドラフト1位の井上朋也内野手(17=花咲徳栄)は「久しぶりの激しいメニューだったが、思ったより大丈夫でした」とニッコリ。ランニングメニューでは、先頭に立って新人を引っ張り「元気だけは出していこうと思います」と気合を入れ直していた。

支配下5人を含め、高校生9人と将来の「金の卵」を見守った藤本2軍監督は「まずは1年間、ケガなくやってほしい。個人のいいところをどんどん伸ばしていけるようにしたい」と頼もしそうだった。