宮崎県で春季キャンプを行うプロ野球6球団は15日、新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言と宮崎県独自の緊急事態宣言が解除されるまで、キャンプを無観客で実施すると発表した。

宮崎県の河野俊嗣知事が15日の記者会見で、プロ野球やサッカーJリーグのキャンプを無観客で行うことと、選手らの不要不急の外出自粛を要請したことを明らかにした。沖縄県からは現時点では要請はないという。

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沖縄キャンプの各球団対応

<セ・リーグ>

◆巨人(那覇市) 2月16日からの沖縄2次キャンプは事前予約登録(無料)で、土日祝5000人、平日3000人が上限。感染状況を見ながら必要に応じて対応していく。2月6~14日のS班キャンプ(那覇市)は非公開。

◆阪神(宜野座村) 事前申し込みした1000人を上限に、スタンドのみ観客を入れる予定。

◆中日(北谷町) 練習試合の無観客試合を検討。

◆DeNA(宜野湾市) 今後の情勢を見ながら柔軟に判断する方針。動線などを検討している。

◆広島(沖縄市) 沖縄市の意向に沿う方針。練習試合は無観客にする可能性がある。

◆ヤクルト(浦添市) 今後の感染状況を踏まえて検討していく。

<パ・リーグ>

◆ロッテ(石垣市) 14日に無観客でのキャンプ開催を発表。

◆楽天(金武町) 感染状況を鑑み、NPBおよび自治体と連携し対応を検討する。

◆日本ハム(名護市) 感染状況を見ながらファンの人数制限を検討。自治体からの要請があれば従う予定。