阪神ドラフト2位の伊藤将司投手(24=JR東日本)が27日の練習試合・中日戦(北谷)で対外試合デビューする。同じ左腕の高橋が右脇腹負傷で開幕ローテ入りを諦めざるを得なくなり、新助っ人右腕アルカンタラも来日のメドが立っていない状況。「(開幕ローテ枠の)チャンスがあるのもそうですけど、しっかり結果を出していいアピールができればと思っています」と気合を入れた。

前日23日には開幕投手の大本命でもある西勇も、せきなどぜんそくの症状が治まらずキャンプから離脱。先発陣全体に不安要素が増え始めているだけに、即戦力左腕に対する矢野監督の期待も当然大きくなる。指揮官は「もともと社会人から来ているから自分を持っているし、段階としては確実に上がっている」と現状を評価。1イニングを完全投球した7日紅白戦に続く快投を披露すれば、開幕ローテ入りが近づきそうだ。

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