開幕投手を務める日本ハム上沢直之投手(27)が6回6安打無失点と開幕にはずみをつけた。

序盤から変化球が高めに浮くなど、時折首をかしげる場面もみせたが、要所を抑える投球を披露した。

4回には1死一塁から宮崎、倉本に連打を浴びて満塁とこの日最大のピンチ。しかし、田中俊を147キロ直球で見逃し三振、続く山本を148キロの直球で空振り三振に抑えてピンチを脱し5回も無失点に抑えた。 最終イニングとなった6回を3者凡退に封じ、球数100球、6安打5奪三振2四球無失点。「序盤は真っすぐの走りが良く、調子自体は悪くなかったと思います。ただ、無駄なフォアボールが多く、球数が増えてしまったことが反省点です。自分で試したいことは試せたので、あとは開幕に向けて3者凡退のイニングを増やすことなど、課題をひとつひとつクリアしていきたいです」と話した。