阪神矢野燿大監督が、今季は延長戦を行わず9回打ち切りが決定したことで、江越、植田の俊足コンビが試合終盤のカギを握ると話した。

「勝負が早くなる」。分厚い救援陣を誇る投手陣の積極継投だけではない。「攻撃でいえば足を使うのもひとつだし、逆に守りでも江越を呼んだのは1点を防ぐという部分でも」と、この日から1軍に合流させた江越の足と守りに大きな期待を寄せた。

井上ヘッドコーチも「植田と江越は矢野野球に必要不可欠だということ。6回から守備を固めたり、代走を出す可能性もある」と、昨季9盗塁の植田の名前も挙げ、早仕掛けの考えを示した。矢野監督就任からチームは2年連続セ・リーグトップの盗塁を記録する。大胆な足技も16年ぶりのリーグ優勝へ向け、大事な要素となる。

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