ロッテ小島和哉投手(24)が6回に崩れ、チームは開幕4連敗となった。

2回に昨季苦手とした浅村に先制ソロを浴びたものの、5回までは走者が出てもしのぎ、3安打1失点と試合をつくった。

ところが6回1死、カウント0-2と追い込んだ1番辰己に3球目を二塁打とされると、2死後に浅村に適時打を許し、さらに5番茂木に3ランを浴びた。「辰己選手に追い込んでから長打を打たれたあの回(6回)が一番もったいなかったです」と反省した。

オフのトレーニングの成果で球速が上がった。特に「曲げるというより、切るイメージが強いです」というカットボールは、昨季の130キロ少々から、この日は最速で137キロに達した。初回も1、2番を続けてカットボールで空振り三振にするなど、成長の跡をみせた。

それだけに6回が悔やまれる。「長いイニングを投げられず、中継ぎの方に申し訳ないです」と肩を落とした。【金子真仁】

ロッテ担当のツイッターはこちら―>

ロッテニュース一覧はこちら―>