西武山川穂高内野手(29)が、今季1号と引き換えに負傷交代する緊急事態に陥った。1回2死三塁での第1打席。カウント1-1から右翼席へ運ぶ技あり先制2ランを放った。しかし球団発表によると「一塁ベースを回ったところで左足に痛みを覚えたので途中交代しました」と、顔をしかめながら歩いてダイヤモンドを回る異例の光景で生還。左足を引きずるように歩き、どすこいパフォーマンスもないまま裏の守備で退いた。

負傷後はアイシングで応急処置を行った。山川は昨季10月にも札幌ドームで右足首を負傷。シーズン最後まで痛みをともない、終盤は登録抹消されていた。辻監督は「(抹消は)分からん。今から聞いてみる」とだけ話した。今季パ・リーグ初の2ケタ得点での圧勝劇にも、再び4番離脱の可能性が浮上し、不安要素を残すことになった。

 

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