巨人の絶対的エースが、開幕直後にアクシデントに見舞われた。菅野智之投手(31)が30日、足の違和感で出場選手登録を抹消された。故障による抹消は腰痛を発症した19年9月16日以来。

球団によると、4年連続7度目の開幕投手を務めた26日のDeNA戦後に症状を訴えた模様だ。大事を取って1度先発ローテーションを外れ、4月9日の広島戦(マツダスタジアム)での1軍復帰に向けて調整する方針。次回登板予定だった4月2日ヤクルト戦(東京ドーム)の先発は、26日のイースタン・リーグ日本ハム戦で6回無失点と2軍で好投を続ける野上が最有力候補とみられる。

この日、菅野は川崎市内のジャイアンツ球場で、室内練習場での軽めのキャッチボールなどで調整した。中日戦後、原監督は「次の登板とか日数的なものも考えて(抹消は)早めの方がいいだろうということ」と説明した。開幕戦では6回3失点で勝敗こそつかなかったが、菅野はチームの勝利を呼び込む投球をみせた。開幕直後だけに無理をせず、不安を解消して戻ってくる。

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