日本ハム西川遥輝外野手が、価値ある同点打を放った。1点を追う6回2死二塁。代わったばかりの元チームメート西武吉川の2球目、内角への直球141キロを捉え、同点の中前打とした。

一塁ベースを踏み締めると、自らをたたえるように手をたたいた。今季5試合23打席目で初打点。試合終盤を前に、振り出しに戻す一打になった。

同点とした瞬間、三塁側ベンチでは、先発の伊藤が立ち上がって喜んでいた。ルーキーの黒星を消した、頼もしい先輩は「(伊藤)大海が初登板でいい投球をしていたので、何とかして同点に追いつきたいという気持ちでした」と、新人の奮闘に火が付いた。

勝利は逃したが、西川は2試合連続安打をマーク。ここまで5試合で9四球を選ぶなど、先頭打者としての役目を果たしている。今季も、リードオフマンはチームに欠かせない。

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